
基本設計のみの物件で、先日、こんな面白い試みをされている現場がありました。
この外壁は、なんとコロニアル材。
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コロニアルとは、セメント基材とパルプ繊維で出来ていて
軽量で施工性が良く、一般的な住宅の『屋根』では良く使われています。
耐久性の面では30年くらいと言われていますので 塗装などのメンテナンスが必要になります。
今回このコロニアルを外壁材に使用した物件がありました。
遠くから見ても、温かみがあり、なんとなく外国的でカラフルで印象的な外観に目を引きます。
3色の色を使い、混ぜてありますが この何気ないランダム貼りに施工屋さんも悩むそうです。
感覚的な問題ですので、次は何色を使おうかと・・・そんな時は一番薄い色を使用するとしっくりくるとそうです。
拡大写真です。コロニアルの外壁の提案は、お施主だったそうです。
メーカーのカタログを見て、気に入ったとか。
私も探してみました。クボタのこちらかも知れません。
カラーベストウォール工法
これは良いですね。屋根材と同じ雰囲気を出せて、あたたかく、おとぎばなしに出てきそうな外観です。
このように、お客さまや施工者さんから学ぶこともあります。
こちら住宅の間取りを紹介します。
このお宅は法律上2階建てですが、平屋にロフトを付けたような外観になっています。
2階の吹き抜けに沿って廊下、ベランダへと見る風景です。
吹き抜けの下はリビングとなっていて、1階には、極力、廊下は作らず無駄のないスペースの間取りとなっています。
リビングから吹き抜けを見上げた景色です。
吹き抜けでつながることで一体感が生まれます。
LDKのキッチン側です。対面キッチンを希望されるかたが本当に多いですね。
1階の桁を少し上げ調整していますが、1階に屋根を掛け2階まで立ち上げることで、吹き抜けに余計な高さがなくなります。
余計な高さを無くした場所に、小屋裏収納。
小屋裏収納は法律上1400mm以下と決まっていますので丁度良いのです。
新しいこと、変わったことをしてみたいというお客様、施工者さんには 私もとても興味がありどうにか実現してもらいたいと思います。
そのためには、長所、短所を両方把握しておく必要があります。
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