
埼玉県、自然が残る郊外に建つ一軒家。
既存の住宅を利用して、若いご家族世帯の機能を分離しつつも親世帯との動線に配慮した、若世帯リフォーム。
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まず、お話をいただき、早速現場を見に行かせていただきました。
プライバシーに配慮するため、現況は控えますが
敷地はかなり広く、緑地に恵まれた自然の宝庫です。
敷地を一周歩かせてもらうと、薪が丁寧に並べられていました。
これは、薪ストーブとして使わないのはもったいないと考えました。
↑ 既存の住宅間取りです。
全体的に和室が多いです。襖などが多く、既存柱が明確で計画しやすいです。これはやりがいがありそうです。
こちらを改修する間取りファーストプランがこちら。
良いものですね。出来ればもっと広く取りたい。でも面積が限られていますので。
増築自体は10㎡以下に抑えました。(建築基準法上)
二階は同じ部屋を二つ設けることが出来ました。
まずこのファーストプランをお客様にプレゼンして、その後の修正案がこちら。
増築が小さくなりましたので、LDKのゆったり間が難しく、でもこの中で色々なパターンを何度も考えました。
自分が住むとしたら・・・。
二階は1発OKでした。こちらは安心しました。
さて、実際にパースでイメージを把握していただくところまで来ました。
玄関から直接のリビング動線になっています。
極力むだなスペースは無くしました。
開放感を持たせるため、リビングと玄関の間仕切りは付けるとしたら透明性のものが良いですね。
こちらも、面積最小限とするために、ご飯をたべるダイニングと寛ぐ場所のリビングは兼用をご提案しました。
そのため、ソファーで食事をするのは厳しいと、ダイニングにも使用できる家具になってくると思います。
外観イメージは、屋根形状は既存のままになりますので外壁の張替、窓などの改修です。
そして、具体的に細かい図面になってきます。
1階平面図 縮尺1/50
2階平面図 縮尺1/50
詳細を描いていくと、ここはこうした方が良いなど修正していきます。
ここまで来てふと疑問が・・・。
リビングとダイニングの機能を出来れば分離させたい。
キッチン背面の廊下が無駄なスペースとなっていないか。
寝室、寝るためだけの部屋であれば6帖でも良いのでは。
リビングに収納があった方が良い。
などなど。。。
現在は改良案をラフに。
玄関土間がせっかくあるのに端にあり、活用しづらいのでは。
あたたかい空気を循環させるため、出来ればマキストーブをLDKの真ん中に持っていきたい。
自分が住みたいと思う家を心がけると、まだまだ改良できそうです。
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