
女性で建築士をしていると、初対面の人に必ずといってほど聞かれる質問。
なぜ建築士になろうとしたの?女性では、めずらしいでしょう?
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思い起こせば、小学校の時から 部屋の配置替えが めちゃくちゃ好きな子供でした。
当時の私の部屋は2階に6帖と6帖の洋室があり、それぞれにドアがついていましたが一体で使用できるように間仕切壁がオープンになっていましたので12帖が私の部屋です。
家具類は、机とベットとタンス、本棚くらいなものです。そうかんがえると結構、贅沢な広さだった気がします。
部屋が西向きだったため、午後の日差しが強かった記憶があります、最初、勉強机は西向きになっていました。
勉強は好きではありませんでしたが、西日が眩しく夏はめちゃくちゃ暑くて不快感を感じ、あるとき配置を変えてみたいなと思いました。
親に言わずに一人で自由にやってみたいと考えました。小学校3.4年生くらいかもしれません。
床の素材は確か、じゅうたんでした。フローリングにじゅうたんを敷いていたのかも。
昔の勉強机って重くて無駄にがっちりしていましたので、さてこれをどうやって動かすのか・・・。
右左右左とちょっとづつ押していく作戦が良いと考えました。
動かし始めましたが小学3.4年生の女には、一日で到底動かせるはずはなく多分数日かけて やっと思うところに持って行った記憶があります。
部屋の真ん中に持っていきました。この配置が、会社みたいで満足していたような思い出が・・・。
そこに至るまでに4.5箇所試していますから。結構な重労働でした。
ときどき親が部屋に来ると、いつもびっくりされていました。『この重いのをどうやって運んだの?!』
運んでいたのではなく何日かかけてずらしていたのです。
昔から考えたり変わったことに挑戦すること、それとポスター、建物を入れた風景画が好きでした。
部屋+ポスター+風景画+図工=建築になったんだろうと思います。
でも、本当はポスターなどを極めたかったけど 才能があるとも限らないし資格の職業を流れで選んだような感じです。
ですので建築家のように何の建築にあこがれてとか そういう建築士ではありませんが
創意工夫をして 色々考えるのが好きです。そういう人って意外と多いのではないでしょうか。
設計を通してワクワクさせる空間を考えます。
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