住宅建材のメーカーユニットに少し飽きたという方、洗面台も造作という選択もありますよ。
場所は埼玉県某所リフォーム物件、1坪タイプの洗面脱衣所には、通常ですとW750のユニット洗面台が入ります。今回は、そこを造作で行うことになり、設計図を描かせていただきました。当初のデザイン案から完成後の写真をどうぞご覧ください。
今回はイメージ写真を元に進めました。
ポイントはモザイクタイル。直行する収納埋め込み。
イメージはどちらかというと、ヨーロッパ寄り。
ご要望に沿ったシンクから選びます。
学校で昔使っていたような深くて広いシンク。
サンワカンパニー、エレガンスを選んでみました。
これはちなみにシンクは置き型タイプです。
埋込デメリットについてですが、ひびが入るなどして、器具を取り換える際のことを考えました。仕上げがモザイクタイルですので。
女性は経験ありかと思いますが
洗面台って、基礎化粧品の蓋とか、整髪料とか、香水とか
使うときに手が滑って洗面ボウルの上に落とすことがけっこうありますよね。
尖ったものなどを上から落とすと陶器の素材はけっこう割れやすいんです。
うちの洗面台は今も割れたまま…
でも、埋め込み又は置き型タイプの両方を想定しておきたいと思います。お客様の気持ち優先です。
こちらは、埋め込みの場合のシンク。
TOTOの実験用シンクです。
天端がスッキリとして、掃除がしやすそうですね。
平面図
立面図
展開図
展開図には人物を入れると高さ関係が伝わりやすいです。
この女性は160センチくらい。
鏡の高さや、洗面台の高さ、照明器具、収納棚、洗面台下部など
イメージがしやすいように。
寸法関係は全てメーカーさんの推奨ですので、使い勝手の問題は安心出来ます。
まずは図面がないと打ち合わせが出来ませんので、打ち合わせ用の図面です。
その後、図面修正を行い完成した洗面台とは・・・。
ちなみにこちらのモザイクタイルはお客様の施工だそうです。
素晴らしい。オーダーメイドの洗面台、カスタマイズできるし味がある。とても良いですね。