2021年7月、茨城県境町から東京駅までの高速バスが開通しましたので開所式の様子をご紹介します。
雨の予報でしたが見事に晴れまして、当日は開所式日和でした。
高速バス東京駅線の詳細については、茨城県境町のホームページで記載がありますのでこちらをご覧ください。
https://www.town.ibaraki-sakai.lg.jp/sp/page/page002622.html
バスターミナルの全体像。
開所式でしたのでいくつかテントがありますが、そのテントもすっぽり入るくらい、とても広いスペースが確保されています。バスの転回を計算された無駄のない面積になっています。
ただのバスターミナルと思いますが、バスの転回スペース、舗装の補強範囲、歩行者動線、乗車場、降車場、看板、運転手休憩室など諸々考えられています。
柴建築設計事務所様による設計の進め方、バス運営者様のご意見、新井建設工業さんの施工について、今回も勉強になりました。
JRバス(左)、関東鉄道(右)
中にはトイレもあり、大型トランクルームあり、USB充電コンセントありと設備も充実しています。
バスの右側には、テープカットが終わった様子がありますね。
この日も、たくさんのご来賓の方がいらっしゃっていました。
順番が前後しましたが、テープカットの前に式典。この日は、晴れのち曇りでしたが蒸し暑かったです。
このテントがなかったら危なかった。。。
ですが、テントの外で準備をしてくれている方もたくさんいるわけで、、、いつもありがとうございます。
バスの降車場には、屋根が付く計画がありますので、そちらの現場打ち合わせも行いながら。
なんでも計画をする際には図面上だけで考えると失敗しますので、現場での状況確認を大事に考えています。
過去の失敗も踏まえてそう考えるようになりました。
バスのラッピングは境町の職員さんがデザインされたということです。
バスのラッピングデザイン自体初めてのことだと思いますし、ご苦労されたのではと推察。
後ろからのデザインも目立って良いですね。わかりやすいです。
バスのラッピングひとつも手を抜かない、いつでも全力な境町です。
そこが私が思う境町のすごいところですかね。
このように式典は無事終了しました、境町から東京駅までバスが開通したということで、個人的には凄いことだと思っています。
私は学生の時に境町から王子に通っていました。境町から学校まで約2時間半くらいかかったのではないでしょうか、車と電車を乗り継ぎ、しかも満員電車で辛かったー。
通学で時間と体力を使い、さらには建築の課題に追われて、寝る時間が削られ、辛くて学校を辞めようと思ったこともありました。
ですが、今の時代に学生だったらと
ちょっと意味のないことを考えていました。
境町から車でバスターミナルまでいき、7時台のバスに乗ってただ座っていれば、、、
え、王子に途中下車するの?
っていうことに気づき
私の学校は王子だったのでダイレクトに連れて行ってくれるなんて夢のようです。
課題をしていて寝不足でもバスで寝ていればいい。
いやー、改めて素晴らしい。
学生さんもこちらを使わない手はないと思います。
通学や通勤、コロナが落ち着いたら遊びに行けますしね。
まずは一回体験してみたいと思います!
関係者の皆様、大変お疲れ様でした。
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