境町ニコニコパーク内に歯科医がプロデュースする食育カフェがオープンしました。その名も『Oyako食堂 ごはんの樹』。を遡って見ていきます。
WakanaDesign一級建築士事務所は、境町の公共施設設計コーディネーターをさせていただいているので本当にいろいろな経験をさせていただいています。
今回はカフェということで、飲食店は比較的慣れたお仕事ですが毎回コンセプトが充実しているため楽しんで関わらせていただいています。
設計者さんは別にいらっしゃいますので設計以外のところで調整などをする特殊なお仕事。
説明がなかなか難しいお仕事です。
さて、この度オープンしたのは2021年5月頃。コロナの影響があり遅れたため、建築の準備期間は一年以上前になります。
境町の中でもにこにこパークのある文化村は特に進化の激しい注目されている場所です。
私のブログでも一番人気がニコニコパーク。
それでは実際に御覧ください。
カフェの場所はふわふわドームというエアートランポリンの南側。
カフェからの眺め。
良いですね、公園を見ながら食事ができます。
公園からカフェに入った正面。
テーブルが5つあり18席くらい。子供が正しい姿勢で食事が出来るよう椅子も特殊なものです。
ご覧の通り公園に立派な屋根がついたのです。ふわふわドームもすっぽり隠れていて天気を気にせずおもいっきり遊べます。
看板を突き出して付けています。
利用者さんの動線を考慮したお客様からのご要望でした。
飲食店において看板は大事なものですね。
フレームがホワイトで可愛いです。
オープンしてからの初ランチは親子食堂なのに大人6人になりました。😁
わたしはカレー。地元野菜がごろごろ入っていて美味しかったです。
よく噛んで食べるという歯科医の先生からのご指導もあり意識しましたが、途中で忘れてすぐ飲んじゃう私達。
他の人は定食が多かったです。この日は春巻き。
こちらも美味しそうでした。
主食もそうですが副菜が栄養士さんならでは健康的なものが多く楽しめました。
メニューは今後色々変化しそうです。ぜひみなさんも行ってみてください。
こういう時期ですので予約をしてからのほうが良いと思います。
飲み物メニューもありましたので、購入して公園で飲むことも出来そうでした。天気の良い日はそれも気持ちがよさそうですね!
そして、さかのぼりますよ。
カフェの建築工事中の様子。
奥の屋根も迫力がありますね。
カフェは保健センターに併設しており、健康という意味で関係性の深いカフェとなりました。
そこが今回の面白いところです。
内装前の様子。
建物自体はコンパクトに出来ています。カフェの運営としても一人から二人で賄える規模です。
既存の保健センターには接続はされていませんが屋外の通路と屋根でなるべく一体感をもたせています。
なるべく雨がかからず保健センターからの出入りが出来るように、そしてベビーカーや車椅子動線も考慮。
建物にくっつけて建設をすると増築という扱いになるのですが、法的なハードルが高くなるんです。
ということはコストも高くなるのです。ですので隙間を開けて建てるという工夫です。
基礎の状態です。
手前にある金木犀?がシンボルとなっていて、木を抜かずに建築が出来て良かったです。
写真がどんどん遡ってきていますね。
このように進化のスピードがとにかく早い境町です。