三階建て鉄筋コンクリート造のマンションの監理業務。規模は、各フロアーが9戸づつで3倍の27戸、そのうち1戸がコミニティールームなので26戸のマンション。
内装下地を組んでいるところ。大きな現場になると内装と外装が同時に進めることができるので、効率が良い。
このときは1階の壁、床の断熱工事が終わり、床の下地を組んでいて、早い部屋ではフローリング張りが始まっています。
居室は南を向いているので、日差しが明るく気持ちが良い。
この後の工程では、石膏ボードが貼られて壁紙など仕上材になりますが、その下地っていうのはなかなか見れるものではないと思いますので、ご紹介。マンションはこのように間仕切りが出来ています。
鋼製で出来ている場合もあると思いますが、今回は木製。
床の合板のようなものは、パーティクルボード『ノボパン』
美しい自然に恵まれた森と湖の国・スイス半世紀以上もの昔、この誰よりも自然を愛する国で、パーティクルボードという新しい素材が誕生しました。その名は「ノボパン」。木材チップと新技術の融合によって生まれた、優れた特性を持つリサイクル素材です。
国土交通大臣認定を取得した構造用面材
廃木材・未利用木材を主原料としたエコ商品で、ホルムアルデヒド放散量はF☆☆☆☆
という商品です。
建築現場も毎回同じように見えて、使う材料は進化していくものです。メーカーも改良するし、施工側もコスト面、機能性、作業効率を考えて選びます。
3階の屋上に登り、外部の吹付けの色や色分けについて打ち合わせを行いました。
塗り分けを細かいところまで考えます。
タイルに一番近い色を探すが、なかなか見つからず・・・
少し明るめの同系色にしました。
72-60H
N-87
これで、塗装見本を作ってもらいます。
はい、そして塗装見本が出来ました。このようにメーカーさんで吹付けを作ってきてくれます。
色見本帳は面積が小さいので、このように色見本と比較するとわかりやすいのですが、白いものは大きくなるとより白く感じます。
これもそうですね。ブルーがちょっと濃いかなって思っていても面積が広くなると明るい水色に感じます。
面積によって受ける色の印象の違いが明らかです。
またこれが現場で塗装をされると面積がより大きくなるので、もう少し大げさに感じるのではと思いますが、こちらでFIXとさせてもらいました。
色見本帳の裏側は、色の番号が入っています。
ビュートップウレタンと書いてありますね。
ちなみに凹凸がありかなしかを選べますが、現場の施工状況によって監督さんと相談をし凹凸なしと有りを使い分け。
タイル以外のグレーのコンクリート部分を塗装していきます。
そして、廊下の床選び。
CA-12 ME-12 SPU-02
このような色ぎめのお仕事で心がけていることは、あまり同じものを使用しない。
なぜかというと、つまらないからです。限られた範囲の中でも面白いこと新しいことに挑戦していきたいと思っています。
それでは、、、
この商品が最後、どのような雰囲気になるかを今後ご紹介していきたいと思います。
断熱仕様も更新性もあり・・・グレードの高いマンションです。