間取りのコツ、水回り、最近の傾向について、リフォームのお話

建物の新築とリフォーム(リノベーション)のどちらがコストがかかるか?という相談をよく受けます。結論から言うと、新築の方が費用がかかります。ですから、費用対効果を考慮する方は、まずリフォームの可能性を検討することをお勧めします。今回はリフォームに焦点を当てて、間取りのコツ、水回りについて、最近の傾向について具体的に話を進めていきます。

リフォーム間取りのコツ

リフォームプランは、既存の図面を基にして計画されます。最も重要なのは、柱を適切に予測しながら、無理のない間取りを作ることです。多くの方が広い一つの部屋を希望されますが、柱が残ることが多いため、柱を抜かずに工夫する方法を推奨します。柱を活かしたおしゃれな空間を作り、壁は取り除くことで、圧迫感を避けることができます。又、昔の家の特徴として長い廊下です。こちらは今は不要です。LDKの中に入れて壁を取り払いましょう。

水回りはどこに配置してもよいの?

水回りのリフォームを希望する方も多いでしょう。この場合、配管の経路や水道を考慮しながら計画を進めます。例えば、キッチンが既に設置されている場所を基点に、水回りを近くに配置すると良いでしょう。配置の向きは問題ありません。そのゾーンに水回りを配置すれば、縦置きが横置きになっても大きな問題はありません。もちろん現場の状況に寄りますが。

トイレの位置、最近の傾向

最近は、トイレを寝室及び洗面所の近くに設けたいという要望が増えています。この場合、どちらからもアクセスできるような動線を計画することが可能です。皆さんのライフスタイルに合った間取りを実現しましょう。ライフスタイルは人それぞれ異なるため、設計士も一概には決められません。気軽に相談して、自分に合ったプランを取り入れてください。

リフォームで不便を解消、生活の質を向上

リフォームを通じて、皆さんが日々の生活で感じる不便を解消し、より充実した毎日を送れるよう願っています。家は単なる居住空間ではなく、私たちの生活そのものを形作る場所です。そのため、リフォームはただの改修作業ではなく、生活の質を向上させる大切なプロセスです。皆さんの理想とする快適な住まいが実現できるよう、私たちは細部にわたるご要望にも耳を傾け、一つ一つ丁寧に形にしていきます。

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