
床合板に等間隔でひたすら穴をあける大工さん。直径6センチのあな。切り抜かれた合板はとても愛らしい形にも、みえますが、これが必要工程になります。ではなぜ必要なのでしょうか。
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大工さんが床合板をひたすら穴あけ。6センチの直径。これは大変な作業だ。
すでに敷かれているフローリングは、ベットを置く場所のため床暖房は無しで部分的に床暖房を使います。ピンポイント床暖房です。
穴をあけるその機械はインパクトホールソーという名前。
「床暖房の配線を落とす穴」です。パネル1枚ごとに開けなければならないためとても手間のかかる作業です。
床暖房って施工手間もかかります。
床暖房メーカーさんの図解。
とても分かりやすい。
作業中にインパクトホールのカッターの切れ味も悪くなり、この現場ですでに何回か取り換えたと大工さん。
切り抜かれた合板を触ると、まだ温かく、こおばしい香りが・・・。
きれいな形です。何かこれ生かせないのかな。
車のおもちゃのタイヤとか?
思い浮かばないけど、床暖房を使う現場では必ず発生すものです。
どなたか何か活用策を。
床暖房は、導入するかどうかを悩まれるお客さまが多いです。
でも床暖房を入れて失敗した、という話はあまり聞きません。初期費用が掛かったというのは聞きますが、わたしのおすすめの方法としては、部分床暖房にされてはいかがでしょうか。
部屋というのは、毎回いる場所って決まってくると思います。
ソファーを置く場所には要らないし、テレビの直前は座らないし、ベットの下にあっても勿体ないです…ここには、これを置きたい!というところには床暖房は不要です。
ピンポイントで2畳分だけでも敷いてあると快適に感じます。
そのやり方で、全ての部屋に入れることをお勧めします。
一つの部屋にびっしり入れて、他の部屋を金額的に諦めるよりは、ピンポイント暖房で各部屋にある方が快適に過ごせます。
そのためには設計の段階で部屋の使い方を想定しましょう。
そして、別現場で床暖房の敷いたところが撮れました。
床暖房って本当に薄いパネルというかシートですよ。
下が透き通っています。
こんな風にできています。
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