今後もウイルスは無くならないことを想定した、これからの建築物を考えてみました。

もうウイルスのことを気にして生活するのも飽きましたね。

長期戦になりそうですし、ウイルスのことは認めるしかないと『 抗ウイルス 』のことを考えました。

マスクや除菌スプレーなどの抗ウイルス対策はありますが、建物に関して抗ウイルス対策を行っているところはあるのでしょうか。

抗ウイルス 住宅 で検索をしたところ

『抗ウイルスの家が家族を守る』っていう会社が熊本にありました。社名は伏せます。

 

出来すぎてるよと正直思いました、この騒ぎで急遽作った事業ではないかと思いましたが・・・どうやら違うらしいです。

ホームページだけでは会社のことはあまり把握できませんでしたが、興味深く見ていました。

内容は、どういうことかと言うと、ウイルスを少しでも減らす建材を使うことによって家族を守りましょうということです。

 

フローリング、壁紙、設備器具(水回り)の選び方を工夫しています。

わかり安く考えると、まず家に帰ります。

最初に手を洗いたいでしょう、手洗い器の水栓を自動水栓にすることでクリーンな状態を保つということ。

そして、壁紙やフローリングやキッチンについては、菌が付着しづらい素材を使用するということだそうです。

 

考えてみれば壁紙を選ぶときにも、抗ウイルスと言う言葉だっったかは忘れましたが、除菌とか抗菌とかそんなキーワードだったかもしれませんがそういう種類の壁紙は確かにあったのです。昔から。

https://www.sangetsu.co.jp/style/wall_choose01.html

壁紙メーカー、サンゲツのサイト

 

デザイン性があるかどうかは別ですが、素材的にはツルツルとして菌が付着しづらいという感じでした。

どちらかと言うと、これまでは掃除がしやすいというような歌い文句で売り出していた気がします。

そういう建材を組合わせて住宅の仕様を作ったんだと思います。

これはなるほどと思いました。他との差別化という意味ではすごいと思います。

 

ですがハウスメーカーなどに真似をされるのも時間の問題ではないでしょうか・・・。そんな気もします。

ハウスメーカーは仕様化するのがすごく上手です。

 

さて、私の仕事に置き換えます。

住宅よりも非住宅の方に魅力を感じていますので、非住宅で対応策を考えたいと思います。

例えば飲食店

 

・エントランスにシャワーなどで除菌が出来るもの。

・掃除がしやすい建材を選ぶ。

・換気設備を整える。空気圧の問題。

・免疫を作れるような食事

・ゆとりのある座席計画

・お金の受け渡しはあまりしないほうがよい(食券やスマホ、クレジット決済に対応)

・エントランスだけでも防犯カメラを設置(有事の際に素性が追えるように)

・乾燥がウイルスを増やすということで調湿効果のある素材(珪藻土などの塗り壁など)

 

などでしょうか。

今日お仕事で、ラーメン屋さんの座席数を考えていましたが、無理に客席を入れれば売上はあがるとは思いますが、これからは人との距離感も大事なのではと思い、その点を配慮した計画としました。

 

この先、設計も色々と工夫が必要になると思います。直感を信じて、自分が思う方向に進むしかありませんね。何が正解かなんて本当にわかりません。

 

 

 

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