週休1.5日、有給休暇あり、ボーナスあり。有給は3,4日まとめて使って海外旅行へ。給料はけして高くはなかったけど、会社員なので安定はしていました。
でもマンネリを感じてしまい、この生活を変えたいと思った瞬間、フリーランスの道が開けました。
現在、設計事務所を経営していますが、フリーランスになったきっかけをお話したいと思います。
当時の職業にマンネリを感じていた
当時の職業は、在来工法のプレカット工場でツーバイフォーのパネル図面を描いており、二級建築士は持っていましたが、資格は特に発揮できない環境にいました。
あるとき、その会社を退社したいと考えました。
なぜかというと・・・
今おこなっているいる仕事は、会社に来なくても全然出来るなあと思うようになったのです。
自宅で図面を描いていた方が気が楽だと思い、更には、パネル図を描くという作業にマンネリをものすごく感じていました。
▲ツーバイフォーの仕事っていうのは、こんな感じのパネル化された内容。
好きなことを自分のペースで、もっと稼げるようになりたい
そう思ってしまったら、やめることを考えて進むのみです。
退職の意思とその思いを工場長に伝えました。
『好きな仕事をして、自分のペースで、もっと稼げるようになりたい』と言った記憶があります。
なんて生意気な26才(確かその頃)なのでしょうか。
先は自分でもどうなるか わからなかったけど、今の環境を どこか変えたかったんだと思います。
性格が楽天家なので、だめだったらだめでいいや というくらいのものでした。
流されるがままに身を置く
退職が決まったので、その会社でいままでお世話になっていた方にお礼の電話をしました。
すると、
同業者の担当の方に こう言われました。
『辞めるの? それならうちの仕事を手伝ってよ』
ん?どういうこと?
と思いましたが、とりあえず、そちらの会社で話を伺いました。
そこでなんと初めての仕事を貰って帰ってきたのです。
初めての仕事は、プレカット工場のパネル図。
なんと、会社員のときにマンネリを感じていた仕事でした。
ですが、いままで会社に行ってやっていた仕事が在宅で自分のペースで出来て報酬がもらえるなんて、最高だと思いました。
やりがいも全然違うように思いました。
初めての仕事をもらう
私は、二つ返事でやらせていただきますと答えました。
そこから、いままで同業者さんだった人が、依頼主に変わりました。
不思議な感覚でした。
見積もりが作れない
でも一つ問題がありました。
それは、見積もり・・・(報酬の額です)
いままで会社員で働いていたので見積の相場がまったく分かりませんでした。
どうしようと思い、、、
建築士の先輩に聞いて『技術料は時間で換算すべき』とのことを教わりました。
でも、でもその時間が読めなかった。
なぜかというと、会社員のときはパソコンソフトの環境が整っていたけど、フリーランスになったらそのソフトがないためフリーソフトで1枚1枚描くしかないということ。
初めてのしごとで、掛かる時間の予想が付きませんでしたので、ちょっと金額が高めになってしまった。
と今考えるとそう思います。
それでもありがたいことに受注をしてもらえました。
今考えればその会社さんは外注先に多少高くても、社員を一人雇うよりは安いということだったんだと思います。
自分が社長になると、わかることですが 当時はわからなかった。
というわけで、
これがフリーランスの始まりです。
続きはこちらのブログ。
設計業のフリーランスになってみて、記念すべき最初の仕事とは何でしょうか。
設計を通してワクワクさせる空間を考えます。
フリーランスになったあとの仕事の確保も大切です。昔はこのようなサイトは無かったので活用できるものは活用しましょう。
フリーランスエンジニアの高単価案件特化の求人サイト【joBeet】