成長の道程: 設計士としての経験と反省

境町の公共施設アドバイザーとして、ある施設の落成式に参加させていただいた。構想から完成までの過程を見守り、多くのことを感じ取った。今回その思いをお話したいと思う。

境町の革新的なアイデア

まず、施設の内容を理解するのが難しい時もあった。しかし、完成した施設を見ると、使用目的が一目瞭然で、「なるほど」と感じた。境町は通常の行政とは異なり、革新的なアイデアが多いため、理解が容易ではない。が、そこが私としては面白い。

それぞれの立場の意見

また、各立場からの必要性についても考えた。建築主である境町、運営者、施工者、設計者という様々な視点がある。私は境町のために働いているため、町にとっての問題点や不利益がないかを重視して考えている。次に、運営者にとって必要な施設は何か、施工上の効率や安全性、設計者の視点など、多角的な視点からの洞察が必要になる。この関係性は絶妙なバランスでも成り立っていると感じる。

失敗や後悔もある

普段は注意深くチェックしているつもりだが、時には「失敗したな」と感じることもある。例えば、「なぜこれに気づかなかったのだろう」、「こうすれば問題が解決できたのに」、「あの時の判断は間違っていた」と思う瞬間も。しかし、そういった経験もあって、年々成長していると感じる。昨年よりも今年、今年よりも来年と・・・。

全体を考える癖

普通の設計士にはなかなかできない、全体を考える視点でプロジェクトを見る経験は、大変貴重なもの。自分のポジションにとらわれると視野が狭くなりがちだが、広い視野で物事を見る習慣が身についている。問題や困難に直面した時、それを大きな目で捉えることができるようになった。

まだまだ成長の途中

言った通り、まだまだ失敗もあり、常に成長の途中だ。失敗して落ち込んだり、悔しい思いを消化できなかったりすることも多い。それでも、これからも顧客に信頼される仕事を目指し、自分自身を磨き続けていきたいと思う。

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