不動産で言うユニットバスとは、トイレとお風呂が同じ部屋にあることですが、建築的に言うユニットバスとは、工場で出来上がっているユニットのバスのこと。パネルになって搬入されてきますので、現場では組み立てるのみです。組み立てに掛かる時間はあっという間ですので気づいたら設置されていることも多いのですが・・・。それでは今回は、UBの構造とは・・・。
この物件はRC造(鉄筋コンクリート造)のマンションです。
住宅は木造が多いのでちょっと違いますが。
床を下げて作ってありますので仕上がりはフラットになります。
架台で立ち上げています。
FRP浴槽の下に架台、その下に太めのボルトです。
浴槽はお湯が入ると重くなります。27Kgと書いてありますがお湯のない状態での話ですね。
給水(ブルー)給湯(ピンク)排水(グレー)になっています。
そして天井裏には配線や換気扇のルートになります。ユニットバスって天井が少し低い印象があると思いますが
こうなっています。
こちらは、3階建てマンション現場なのでユニットバスは35戸分!
職人さんもチームに分かれて作業を行っておりました。
このように、普段見えない部分をご紹介しました。