
設計士からしても、窓ってサイズ記号が分かりずらいし、覚えずらい。
そこで一般的なアルミサッシの大きさについて確認したいと思います。
窓のサイズについて、例えば平面図に16509とあった場合。
前半3桁が幅、後半2桁が高さを表します。
165(幅)09(高)
165⇒1650mm(建築はmmを主に使います)
09⇒900mm
では、どこからどこまでがその寸法なのでしょうか。
それは『 室内側 』から見て、窓枠の内側の寸法。
窓枠の内側から内側のサイズを記号で表しているのです。
こちらの横長窓。16503。
幅が1650高さが300ということですね。
窓のサイズには無関係ですが壁紙を貼る前の状態。
でもすでに窓枠は入っています。この窓は引違という一般的な窓ですが、格子を入れることでデザイン性を持たせることが出来、さらに防犯に有効です。
玄関収納の合間に明り取りをしました。このように玄関収納の品が決定していれば計画的にまどを入れることが出来ます。スペースの有効利用です。
窓の種類は横軸滑り出し窓です。最近の流行りですね。縦軸滑り出し窓よりも、急な雨でも水が部屋に入りにくいと思います。
こちらは窓が入る前の状態。窓台やまぐさと言われる部材が入っています。窓のサイズに合わせて開口が作られています。
最後に、内法寸法のまとめ。(一般的な引違窓より)
【 W幅 内法基準 幅 寸法 】
060
069
074
078
080
083
114
119
128
133
150
160
165
174
176
178
180
183
186
233
243
251
256
270
278
281
【 H高さ 内法基準 幅 寸法 】
03
05
07
09
11
13
15
18
20
22