この赤いピンで吹付硬質ウレタンフォーム厚み20mmを確認

RC造のマンション現場が断熱施工に入りました。断熱材は硬質ウレタンフォームの吹付です。厚みの確認が大切になります。確認の仕方とは。。。

この赤いピンで吹付硬質ウレタンフォーム厚み20mmを確認

RC造マンション、外壁部の断熱施工は、硬質ウレタンフォーム吹き付けです。厚みは20mm。

ユニットバスが施工されてから、すぐ断熱工事が始まりました。

RC造マンションのユニットバスUBの見えない部分はこうなっている。

硬質ウレタンフォームの吹付後。薄い緑の箇所が吹付箇所です。
施工中は火気厳禁です。表示を行うルールがあります。

ところどころ赤いポツポツがあるのがわかりますか?
これは断熱材の厚みを確認するためのピンです。

確認ピンの拡大。今回は厚さが20mmのため赤ですが厚みによって色が違うそうです。
要はこれが刺さっていれば厚みが確保できているという確認の仕方ですね。

現場では問題なく厚みは確保されていますし、天井と床の折り返しの幅もちゃんと断熱施工されていました。

厚さの許容範囲はー0から+10mmと決まっています。
薄いのはNG、厚いのは10mmまでならOKということですね。

では万が一、厚みが達していない箇所があった場合はどうするのでしょうか。

それは建築士テキストの通り、
『補修吹き』を行います。
オーバー箇所については、カッターナイフなどでカットします。


令和4年度版 1級建築士試験学科ポイント整理と確認問題

1回の吹付厚みは30mm以下が標準。
それより厚い場合は多層吹付となる。

だからもし、50mmの要求されている箇所は
2層に分けて吹付すればよいということなのですね。

断熱材が終わるといよいよ内装工事に入る現場です。
現場が佳境に入ります。

性能評価の検査員による、検査風景です。
ピンを刺して厚みを確認しています。

ピンを刺す時に、ギューっと音がなります。
ちょっとその音、若干苦手です…

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