
工事中に雨が降ったときに、基礎に水が溜まるのを防ぐために『水抜き穴』を設けることが多いです。
基礎の全体像。
これが水抜き穴。
区画毎に穴を設けて、水を排出します。
穴の大きさは3センチから4センチくらい。
ハウスメーカーさんの図面を描いていた時は、水抜き穴の位置まで基礎伏図に指示をしていました。
外から見るとこのような穴です。
工事が終わったらこの穴は塞いでもらいたいと思います。
害虫の侵入口となりそうなので・・・。
しかしもし、なにかの原因で浸水するようなことがあれば水抜き穴を残しておいた方が良いでしょう。
漏水とか洪水とか、考えにくいことばかりですが、その建物の状況に応じて考えるのがベストだと思います。
そして、配管を今回先行してます。
これも工期を短縮するための工夫ですね。
床が出来る前に配管を行うことは施工性も良いと思います。
この辺りはトイレが密集するので、配管が混み合ってしまいます。
床下点検口も広い視野で計画する必要があります。
今回は現場での打ち合わせの中で一つ追加をしてもらうことになりました。
メンテナンス性が良くなりますので、ぜひお願いしたいです。
さて、明日から いよいよ土台敷きに入ります。
株式会社WakanaDesign一級建築士事務所
茨城県境町、埼玉県春日部市を中心に古民家古材(ビンテージウッド)を取り入れた設計業務を行っています。
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