自然美とクリエイティビティの融合:DIY珪藻土アートとペイントの世界

壁紙の模様は近年進化を遂げていますが、本物の質感を追求する場合、手作業による塗装や左官技術には敵いません。そこで、実際に使用してみておすすめのアイテムをご紹介したいと思います。

ペイントについて:塗装でもローラーと刷毛と、吹付というように塗り方も様々です。

私の個人的な好みとしては、刷毛とローラーの荒い仕上がりがとても好きです。

こちらの黒壁面は黒板塗装を使用しています。油性塗料を使用したため、最初の数日間は匂いがありましたが、その後は気になりませんでした。

この壁面のマットな仕上がりはとても気に入っています。ローラーや隅角部は刷毛を使って塗りました。一部塗りにくい箇所は二度塗りしましたが、大部分は一度塗りでも十分な仕上がりでした。

一方、天井は水性のホワイトマットを使用しています。市販のペンキを使用しており、ホワイトに関しては大きな違いがないため、たくさん入っていて安価な商品で十分です。購入時にはマット(艶消し)仕上げを選ぶことをお忘れなく。

元々和室に貼られていた壁紙の上にペイントを施しました。

結果として得られた色は、水色とグレーの中間のような独特の色合いですが、建築で一般的に使用される標準的な色ではありません。

ROOM BLOOM

http://room-bloom.com/

標準表色にはないカラーをピックアップして使用しています。

ここにある色はどれを選んでもデザイン性が向上します。

どの色も素晴らしいものばかりで、その分少し高価な傾向にありますが、住宅の範囲で使用する場合、ぜひおすすめの商品です。

DIYで自分自身で塗ってみるのも良い経験になるでしょう。

この色、”Midnight Sun”(ミッドナイトサン)は私のお気に入りです。

カラーコードはRB-25PB28です。

また、珪藻土におすすめの商品はこちらです。

カラフル&イージー

https://item.rakuten.co.jp/mukku/skei-ce5-bg/

この写真はネイビーブルーの壁面です。施主がDIYで塗装しましたが、素晴らしい風合いが生まれ、照明の光によって美しい質感が引き立ちます。

こちらの店舗は、ネイビーとグレー、そして木目を特徴としています。

ネイビーをアクセントとして取り入れることで、オリジナリティがより際立ちます。

こちらはカラフルイージーのチャコールグレーです。

その存在感は非常に素晴らしく、目を引きます。珪藻土は呼吸してくれるため、湿気の多い時には吸収し、乾燥している時には湿気を放出してくれると言われていますので、健康的な環境作りにも役立ちます。

さて、こちらは新築現場です。下地処理は信頼できるプロの方にしっかりと施していただいたため、上塗りに取り掛かることができます。マスキング作業もできる限り丁寧に行います。

FINISH ONEのこのシリーズは、本当に素敵な色合いが揃っていますが、今回はくすみカラーのグリーンを採用しました。


お客様と一緒にDIYで珪藻土の塗装作業を行いました。初めて挑戦される方は、どの程度丁寧に行えば良いか分からないかもしれません。しかし、珪藻土は本当に雑に塗ってもかっこよく仕上がるので、心配ありません。注意点は、薄く撫でるように塗っていくイメージで、方向にこだわる必要はありません。


引きの写真で見ると、珪藻土の塗装が完成しています。塗ったばかりの状態では水分が含まれているため、色が濃く見えます。しかし、数日間乾かした後、印象がまた変わってくることでしょう。


その後、照明器具のダウンライトが壁を照らした結果、質感が浮き出てとても素敵な仕上がりとなりました。お客様からも大変喜んでいただけました。完成写真は後ほど追加していきたいと思います。

DIYでおこなう珪藻土やペイントにより、壁や天井に特別な質感と美しさを与えることができます。初めて挑戦する方でも、丁寧さにこだわらずに取り組んでも素晴らしい仕上がりを実現できます。特に珪藻土は呼吸性があり、湿度の調整にも役立つため、健康的な環境作りにも貢献します。さらに、照明器具の光によって珪藻土の質感が引き立ち、素敵な空間を演出することができます。

このブログでは、塗装や珪藻土についての事例やアイデアを紹介し、DIYの楽しさや創造性を探求してきました。皆さんもぜひ珪藻土の魅力を体験してみてください。完成写真の追加や、さらなる珪藻土の活用方法についても、今後のブログでご紹介していきます。

以上、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

自然美とクリエイティビティの融合:DIY珪藻土アートとペイントの世界

古民家リノベーション:古さと新しさの調和を追求した漬物屋ワークショップルームの設計事例

 

こんにちは、一級建築士の鈴木祐子です。株式会社WakanaDesign一級建築士事務所の代表を務めております。茨城県境町に拠点を置き、建築設計のプロフェッショナルとして21年目に突入いたしました。真剣さと遊び心の絶妙なバランスを大切にし、魅力的な空間をデザインしています。

—————————————-
↓HPはこちら↓
https://wakanadesign.com/

↓BLOGはこちら↓
https://wakanadesign.net/

株式会社WakanaDesign一級建築士事務所(ワカナデザイン)
🏡茨城県猿島郡境町下小橋555-13

—————————————-
Q.どんな設計事務所?
A.茨城県境町に拠点を置き、建築設計のプロフェッショナルとして21年目に突入いたしました。真剣さと遊び心の絶妙なバランスを大切にし、魅力的な空間をデザインしています。

Q.なにが専門の設計事務所?
A.私たちは小規模でありながらも、リノベーションに特化した設計事務所です。お客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能であり、小回りの利くサービスを提供しています。リノベーションプロジェクトにおいては、建物の魅力を最大限に引き出し、新たな価値を創造することに注力しています。

Q.設計の特徴は?
A.色使いや植栽にこだわり、ワクワク感を大切にした建築デザインを提供しています。建物が利益を生むことを追求しながらも、心地よい空間を創造することにも力を注いでいます。

Q.実績は?
A.これまでの実績には、パン屋さんやシェアオフィス、カフェ、アンテナショップ、食堂、保育園、学童保育、公園、ドッグランなどがあります。茨城県境町や埼玉県春日部市などで実際に見学可能な案件もございますので、ぜひ足を運んでみてください。

Q.仕事のスタイルは?
A.個々のプロジェクトに真摯に向き合い、企画設計から監理まで丁寧に取り組んでいます。建築が持つ力を最大限に引き出し、お客様のニーズに応えることを大切にしています。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*