
パソコン上で製図や設計ができるCAD(キャド)は有料、無料と様々ありますが一体なにが人気なのでしょうか。
現役の設計事務所として肌で感じること、それは・・・。
ジェイダブルキャド、JWCADは私も含め利用者が多いですが、比較的、年齢層が高いかもしれません。実務的にわたしの周りでは、現場関係者や実施図面はJWWが多いという印象。
JWCADは無料ですし容量もそれほど大きくなく、素人さんでも気軽にダウンロードが出来ます。
でも使用するとなると専門的な知識が必要になりますね。。。
結構、ダウンロードだけして終わる人が多い気もします。
こちらが、JWCADの画面です。
最初はツーバイフォー工場の施工図を描いたときに触りました。
その時は本を買って独学で覚えましたが、必要に迫られば大体できちゃうものです。
完璧に機能を知っているわけではないのですが、仕事が出来ればいいという範囲で、ある程度いい加減な気持ちも必要です。
完璧を求める人は何も進みませんので。
いまだに知らない機能は沢山あります。
ですので、すごく暇で、気が向いた時にはテキストを読みますが(年に2回程度)、知らなかったと思う機能はすごくたくさんあります。
このように使い慣れたJWCADは、施工者さんとの間でデータを共有することもよくあります。
逆に竣工図をJWCADでもらえるととても助かったりもします。
でも今の若い人は、、、ベクターワークスが多いかもしれません。
そもそも、macにJWCADってうまくインストールが出来ないし。
むかしのアルバイトの子もベクターだった。
そこで考えました。
こちらが新しいCADを覚えるべきか・・・。
時間がいくら合っても足りないし、少し触らない時間があると忘れてしまう。
ソフトが変わるたびに使い方がぜんぜん違うのです。効率が悪い。
アルバイトの人に無理にJWCADを覚えてもらうべきがそれも考えたけど、なんかそれも違う。
それぞれのCADに相互性があれば問題ないのに。
データーの受け渡しが問題なく行えてお互いに編集が出来れば、何のソフトを使用しても問題なしです。
そこで、ベクターワークスのコンバーターを購入しました。たったの3,300円です。
https://www.aanda.co.jp/products/JWconverter/index.html
購入して変換してみないと信用出来なかったけど、とりあえず購入して変換したら
思った以上に綺麗にレイヤ分けもされていて、文字化けもしていなくて大満足でした。
なんだこんなことで良いんだったらもっと早く取り入れればよかった。
結局、CADなんて何でも良いのです。データーの変換がうまく行けば。
そういったオールマイティーなコンバーターがもし開発されたらすべて解決です。
そこまでまだ行ってないけど、近い将来そうなると思いながら新しいCADソフトは覚えません。
厨房器具のレイアウトもDXFで貰いますが、がっちりグループ化されているところが結構面倒だったりもします。
そこも今後解決されていくのでしょう。
というわけで、何のCADを買ったら良いか悩んでいる方へ。
なんでも大丈夫。直感で好きなものを使ってみてください。ベクターワークスではコンバータでなんとかなります。
個人的には、いまのおすすめはベクターワークスまたはJWWかな。