ツーバイフォー工法の基本設計時に気をつける最低限6つのこと。

同じ木造でも在来工法とツーバイフォー工法(枠組壁工法)では、設計においての考え方がまったく違います。どちらかと言うとツーバイフォー工法の方が特殊でむずかしいと思われるかもしれませんが、基本設計の段階からチェックしておきたい項目をあげていきたいと思います。

ツーバイフォー工法の基本設計時に気をつける最低限6つのこと。

こんにちはワカナデザインです。先日、幸せを呼ぶ木と言われているガジュマルを購入しました。足のような木がかわいいガジュマルです。さてそれでは本題に入りますが

 

ツーバイフォー工法の知識

弊社はツーバイフォー(枠組壁工法)の会社に勤務していた経験からツーバイフォーの知識が身につき

現在ではツーバイフォー以外の設計の方が多いのですが、備忘録としてチェック項目を作りました。

これが全然全てではないのですが、最低限押さえておきたい内容となっています。

ぜひご覧ください。

 

基本設計時に気をつけるチェックリスト6つ

建物概要の例(35坪二階建てクラス)

  1. 体力壁線区画を40平米以下に区画する。目安として2階建35坪クラスでは2区画くらい必要。
  2. 二階建ての場合、上下の壁線区画を揃える。
  3. 極端に細長い区画はしない(1対2の制限あり)
  4. 一つの開口は4m以下とする(よっぽどなことがなければ4m超えの開口はないとは思いますが)
  5. ひとつの壁線に対して壁の量は最低でも1/4は必要
  6. 壁線のコーナーには910の耐力壁が一箇所必要

 

現場はこうなっている

▲向かって右側のコーナーに910の壁がありますね。

ちなみに外壁側に合板が張ってありますが断熱材を入れたのちに内壁側に石膏ボードを張って耐力壁となります。通常は4.0倍でカウントすることが多いです。

 

▲開口の幅は4m以下です。このように大体大きくても1間くらいです。耐力壁線の4分の3までが開口にできますがそこまで開口にしない方が安全でしょう。壁が不足してしまうため。

▲内壁は両面石膏ボードを張って耐力壁になります。通常が2.0倍で計算します。

 

まとめ

以上のことを気をつけながら設計していけばツーバイフォーも怖くありません。がなかなか慣れない仕事はあまりやりたくないですよね。そんな時は専門としている人に任せた方が効率的だと思います。私も昔の知り合いルートで相談されることが多いのですがタイミングが合えばツーバイのお仕事をさせてもらっています。なるべく早い段階で基本設計をチェックしないと後から間取りの変更になるため気をつけましょう。




 

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